サントリー名誉チーフブレンダー （元サントリーチーフブレンダー） 輿水 精一 Koshimizu Seiichi

1949年生まれ。山梨県出身。1973年サントリー株式会社（現サントリーホールディングス株式会社）入社。1976年より研究センターや貯蔵部門などを経て、1985年より山崎蒸溜所で勤務。1991年にブレンダーとなり、1999年にチーフブレンダーに就任。2014年から名誉チーフブレンダーとなり現在に至る。
2003年のインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ（ISC）にて山崎12年が金賞を受賞し、翌年2004年からISCの審査員となる。
「響21年」をはじめ、手がけたウイスキーが世界的な酒類コンペティションで多数の最高賞を受賞し、ISCにおけるもっとも名誉ある賞であるディスティラー オブ ザ イヤーを2010年に日本のウイスキーメーカーとして初めて受賞し、2013年、2014年にも連続して受賞した。2015年にウイスキー専門誌『ウイスキーマガジン』が認定する「Hall of Fame(ホール オブ フェイム)」（長年に渡りウイスキー業界において特筆すべき貢献を果たした個人に贈る栄誉ある賞）を受賞し、日本人として初めて“ウイスキー殿堂入り”となる。
「響12年」「響30年」「山崎35年」「山崎50年」「白州25年」など様々なプレミアムウイスキーを手掛け、世界が認めるジャパニーズウイスキー業界のレジェンド的ブレンダーと称されている。